


国保への市町村財政支援やめさせないでほしい―埼玉県社保恊申し入れ

単なる遊び場の提供にとどまらない子育て支援施設―浜松こども館

外国にルーツをもつ生徒への支援―戸田翔陽高校



12月2日城下のり子・山﨑すなお県議は、埼玉県国際交流協会を視察しました。
初めに福山嗣朗理事長より「すべての人の持てる力発揮できるよう、外国人の相談や留学生の支援に取り組んでいる」などご挨拶をいただきました。
城下県議は「ヘイトなどもあり共生社会のとりくみもご苦労があると思う。悩みなど率直にお話しください」山﨑県議は「共生社会が大きな課題となっている川口市の選出。いろいろ学びたい」などごあいさつ。
その後、新舩事務局長より、協会の事業についてご説明がありました。
県国際交流協会は福山嗣朗理事長以下、常勤役職員9人含む42人(非常勤も含む)の職員で運営されています。
県の事業である外国人相談センター埼玉やグローバル人材育成センター埼玉、パスポートセンター内のフォトスタジオや多くの自主事業を運営されています。
第1 外国人総合相談センター埼玉の運営
電話での外国語(12言語)、やさしい日本語による生活相談と、法律など専門相談を行っています。
年間5973件もの相談が寄せられ、英語・中国語・スペイン語・ポルトガル語など常駐相談員が対応します。そのほかタガログ語・タイ語・ベトナム語・インドネシア語・ネパール語・ウクライナ語・ロシア語など在宅の相談員がいます。相談内容の上位は「医療・福祉・年金」「仕事・労働」です。
第2 通訳・翻訳ボランティアの登録・紹介
英語・中国語・スペイン語など通訳を紹介します。相手は児童相談所・病院・学校など多彩です。費用は派遣先負担です。
第3 日本語教室の支援
日本語教室ボランティア初心者向け入門・経験者・課題講座を開催したり、地域の日本語教室相談・立ち上げアドバイザーの派遣なども行います。
第4 日本語が十分ではない外国人のための総合的支援
オンライン日本語教室などを行います。
そのほか、日本人留学生の支援・外国人留学生の支援・グローバル人材埼玉ネットワークの運営など多彩な共生社会実現の取り組みが行われています。
希少言語の相談員の確保や、通訳紹介に応えるためにあちこちへ連絡したりなどご苦労もあるとのことでした。相談員もできれば常駐者を増やしたいとのことでした。
ご対応くださったみなさま、ありがとうございました。