


単なる遊び場の提供にとどまらない子育て支援施設―浜松こども館

外国にルーツをもつ生徒への支援―戸田翔陽高校

子どもたちに寄り添って―不登校生徒支援教室「いっぽ」



11月21日、山﨑すなお県議は地元川口市内の小中学校を訪問し、日本語指導が必要な外国籍の児童生徒(外国籍の生徒)のための日本語授業を見学しました。松本幸恵川口市議が同行しました。
芝中央小学校では、「外国人も日本人も基本的にどの子もいっしょに育てる」として学級で過ごしています。週に何回か日本語の授業にピックアップされ参加をします。(学級はその時間普通に運営されています)
授業を見学させていただきました。先生の手作りでしょうか?花束などのカードをみせて「●●さん、これはなんといいますか?」などきいています。生徒さんは、大きな声で答えています。アジア系・ヨーロッパ系の生徒さんが4人ほど。語学力はさまざま、座っていられない生徒さんもいて、4人ぐらいがぎりぎりちょうどいい人数ではないでしょうか。
お隣でも、同じように日本語の授業が行われていました。一つの教室をロッカーで区切っているので、「わあああ」と大きな声がきこえてきて、ときおり授業の音が聞こえなくなります。
どうしても話が通じない場合、グーグル翻訳を使うこともあるそうですが、ポケトークの方が素早いので「ポケトークがあれば・・・」とのこと
日本語教員は外国籍の児童生徒18人から35人に一人配置できるので、外国籍の生徒が66人在籍する芝中央小学校には2人の教員が配置されています。しかし、2人では、一人の外国籍の生徒につき週2回程度しか授業ができません。さらなる加配が必要です。
「教員の方の確保は大丈夫ですか」と質問すると「日本語の授業に特別な免許は必要ではなく、小学校免許でできます。しかし、近年小学校の免許を持つ人じたいが減っている」というお話でした。

芝東中学校も訪問させていただきました。
写真は、運動会の各団のシンボルでしょうか?とても絵がすばらしいのと、難しい漢字が使われていますね。
日本語教室にはアジア系の生徒さんが1人。先日来日したばかりで日本語が全くわかりません。先生と1対1で熱心に勉強しています。こちらは外国籍の生徒さんは31人。教員は1人の配置となります。
中学校ではポケトークを使っていました。
川口市教育長ともお会いしました。「外国籍の生徒は4月に限らず、9月や五月雨式に学校に転校してくる。保護者には、入る前にあらかじめきちんと説明をしたいのだけど、その際に通訳など派遣があるとありがたい」など語っていました。
芝中央小学校の佐藤校長はじめみなさま、芝東中学校の渡辺校長はじめみなさま、井上清之教育長はじめ川口教育委員会のみなさま、ありがとうございました。