


水道・下水道料金の引き上げを許さないシンポジウム開催

岩手県、中小企業の労働者2万人分の賃上げを支援

公契約条例で下限額を設定、下請け事業者も含めて適切な賃金支払いを


6月2日、城下のり子県議、伊藤はつみ県議は加齢性難聴の方とともにヒアリングループを設置している所沢市民文化センター(ミューズ)と対話支援システムを窓口に設置している所沢市役所を訪れました。
ミューズは大ホール、中ホール、小ホールにヒアリングループの機器が設置されています。
ミューズのヒアリングループはマイクなのどの音声信号をアンプを通し、床に敷設したループアンテナに電気信号として送ります。ループアンテナ内では音声磁場ができので、磁気コイル付きの補聴器で聞くことができます。ループアンテナ内でのみ利用が可能となります。利用可能座席数は大ホールでは52席、中ホールでは24席、小ホールでは90席です。
ミューズでは磁気コイル付き補聴器を6機用意し、貸し出しも行っています
当日使用されていなかった大ホールでヒアリングループを試聴しました。一緒に参加した加齢性難聴の方は「なんの曲だか聞き取れない。歌詞も聞き取れない」と話していましたが、マイクを通した声は「聞こえる」と話していました。
ヒアリングループは対応できる補聴器が必要であり、すべの補聴器が対応しているわけではありません。補聴器の貸し出しまで行っているのは重要だと感じました。
対話支援システムは2022年12月80台を購入しました。新型コロナウイルス感染症が広がっている時期であり、窓口にアクリル板を設置したことによって、会話が聞き取りずくなり、先行して実施していた他市を視察して、導入したとのこと。購入は新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用したとの話がありました。
所沢市は現在も窓口にアクリル板を設置しており、すべての窓口に対話支援システムを設置しています。
職員は「導入により、大きな声を出さなくてすむようになり、疲労が減った」と話していました。
一方で、一緒に参加した加齢性難聴の方は「窓口では聞こえなかった。静かな会議室では聞こえた」と話しており、システムを使ってもなお聞こえない場合もあることがわかりました。