トウモロコシは全滅、ビニールハウスは穴だらけー6月2日の降雹による県北部の農業被害

6月3日村岡正嗣県議と梅村さえこ参議院埼玉選挙区予定候補は、前日にひょうが降り、農作物に被害を受けた農家を農民連の松本慎一さんの案内で訪れ話を聞きました。

最初に訪れたのは深谷市岡部にあるトウモロコシとモロヘイヤを作っている方の畑です。
このようにトウモロコシの実にも傷がつき、「まともには出荷できない。トウモロコシは全滅」とのこと。モロヘイヤの方はまだ丈が短く、覆っていたビニールはダメになりましたが、「モロヘイヤはこれからも出てくるからなんとかなる」と話されていました。

続いて本庄市の大規模に小麦やたまねぎを作っている農家を訪ねました。

本庄市内を走っていると街路樹の葉っぱが落ちていて業者による清掃がおこなれていました。道路沿いの畑を見るとトタンがあちこちに落ちていました。

農家の近隣の住宅にはブルーシートが屋根にかかっていたり、まどにかかっていたりとひょうによって人家も影響を受けたことがわかります。

本庄の大規模農家さんのところでは小麦、たまねぎが全滅し、3000万以上の被害になるのではないかとのことでした。

つづいてスマート農業でトマトを作っている農家を訪れました。

「トマトそのものへの被害はなかったものの20年もつとされてきたビニールハウスのビニールに穴が開いてしまい、ビニールのいかけかえで1棟1000万。それが2棟あり、さらに別のビニールハウスもあるので。共済は加入しようと値段や補償内容などを比較している最中でした。本当にどうしらいいのか。なんとか助けてほしい」と訴えていました。

 

最後に本庄農林振興センターを訪れ、所長からお話をお聞きしました。
所長自身が朝から被害状況を見て回ったそうで、「非常に被害は深刻です」と話されていました。「被害実態の把握とともに最大限支援を」と求めました。