9月定例会が閉会  本定例会をふり返って

埼玉県議会9月定例会は13日、全日程を終えて閉会しました。
党県議団は、県立学校の体育館床板改修費用などを盛り込んだ補正予算をはじめ、決算認定2件を除く知事提出議案11件のすべてに賛成。自転車保険の加入を義務化する条例改正案をはじめとする議員提出議案もすべて賛成しました。

「大気汚染による健康被害に係る救済措置を求める意見書」が全会一致で可決されました。本意見書は、大気汚染によるぜん息患者等の医療費助成制度の創設を国に求めるもので、評価できます。党県議団も患者団体の陳情をうけ、同趣旨の意見書案を提出していました。

「政務活動費の支出を証明する領収書のインターネット公開を求める請願」が議会運営委員会で継続審査となりました。党県議団の秋山文和委員は、使途の透明性を高めるうえで一歩前進となるとして「ただちに採択すべき」と主張しました。

党県議団が紹介議員となった「国民健康保険の都道府県化についての請願」と「消費税率の10%への引き上げ中止の意見書提出を求める請願」は、自民、公明、保守系の県民会議らの反対多数で不採択でした。

なお、団長談話(全文)は以下の通りです。
記者発表 9定を振り返って