埼玉県5か年計画と自民党修正案に賛成

秋山もえ県議(写真と討論は関係ありません)

 

党県議団は「埼玉県5か年計画の策定及び埼玉県防犯のまちづくり推進計画等の変更について」と自民党提出の修正案について、賛成しました。

12月20日の5か年計画特別委員会の場で、秋山もえ県議が賛成討論を行いました。

 

「埼玉県5か年計画案の修正を除いた部分に賛成する立場から討論します。

今回提案された5か年計画案は、埼玉版SDGsを掲げ、性的マイノリティーLGBTQに関する理解増進や多様性について重視していることが大きな特徴だと感じています。

また、災害時や新しい感染症の発生に備えるとともに、気候危機に立ち向かうため「2050カーボンニュートラルの方向性」――再生可能エネルギーの普及拡大を大きく位置付け、埼玉の新しい時代を開く意欲を感じるものとなっています。

しかし、教育分野には、児童・生徒を単一的な物差しで競争させ、多様性を失わせる数値目標が散見されます。とくに施策19「全国学力学習状況調査・埼玉県学力学習状況調査」の指標です。

また国の直轄事業に従い、巨額の負担金を支出し続ける施策9「渇水時における水源の確保割合の指標」もあります。

競争を原動力とした教育の在り方や、国いいなりに従う直轄事業の在り方は、計画が未来志向であるだけに残念です。

全体に対する評価により議案には賛成としますが、私たちは教育の分野に対し、教員体制の強化や少人数学級、特別支援学校の整備など教育環境の整備を求めていきます。また国の直轄事業負担金についても、積極的に見直しを国に対し求めていきます。

以上です。」

自民党修正案については、賛成して討論はしませんでした。