9月1日越生日高メガソーラー建設予定地視察

秋山文和県議と前原かづえ県議、伊藤岳参議院議員は9月1日、越生町と日高市にあるメガソーラー建設予定地を視察しました。

越生町小杉では木を切り倒し、急斜面のところにソラーパネルを設置するための工事が行われています。2019年3月11日には太陽光発電所の設備工事現場から直径2メートル、重さ1トンの巨石が町道へ落下しました。

髙橋一正共産党町会議員の案内で、現場に到着すると地元住民の方や無所属の池田かつ子町会議員も駆けつけ、森林伐採がはじまってから、これまでの経過について説明を受けました。

住民の方々は口々に「ソーラー発電そのものに反対しているわけではない。しかしこの現場は傾斜角度が35°もあり、だれがどう見ても危険。3月には巨石が落下。たまたま、誰も被害にあわなかったが、この道路は町道で、通学路や生活道路になっている。とにかく不安がないようにしてもらいたい」と語りました。

伊藤参議院議員は「いつまた石が落ちてきてもおかしくない。太陽光発電はやっと環境アセスの対象となったが、不十分。国として何ができるのか研究・検討していきたい」と応じ、秋山文和・前原かづえ両県議も「県としても何ができるか考えていきたい」と話しました。

午後からは共産党の日高市市議会議員の佐藤真さんの案内で高麗本郷にあるメガソーラー建設予定地を視察しました。

佐藤市議は「メガソーラー建設予定地の崖の下には高麗本郷の集落があり、崩落や土砂災害を住民の方々は心配している。万が一崩落するようなことがあれば、人命にかかわる」「8月22日に行われた臨時議会で『太陽光発電設備等に関する条例』を全会一致で採択した。この条例では森林保全区域、観光拠点区域を設定し、その区域内はメガソーラー設置はできない。高麗本郷の太陽光発電設備もこの森林保全区域に含まれる」と説明しました。