


外国人による米軍・自衛隊基地隣接地の取得は7筆ー伊藤はつみ県議が反対討論

外国人への根拠のない差別は暴力と戦争への道ー9月定例会を振り返って

埼玉県議会本会議における諸井真英県議の発言について


9月25日、城下のり子県議、伊藤はつみ県議、山﨑すなお県議は東松山市にある、埼玉県平和資料館(ピースミュージアム)を視察しました。

平和資料館は県民に戦争の悲惨さおよび平和の尊さを伝えることにより、平和に対する意識の高揚を図り、もって平和な社会の発展に寄与することを目的に1993年に開館しました。当初は運営協議会をつくって運営されていましたが、2013年から指定管理者制度が導入されています。
館内に入ると大きな折り鳩アート展示が目に飛び込んできました。資料館を訪れた方や学校などで鳩を折ってもらい、それを大きな鳩にして展示していました。
常設展示室ではタイムトンネルを抜けると太平洋戦争時代にタイムスリップ。当時の家の再現、そして、戦争末期に向かってその生活がどう変化していったのかの展示がありました。
また国民学校(現在の小学校)の教室と防空壕が再現されています。

その国民学校の教室のなかで授業を体験し、その途中で空襲警報が流れ、防空壕(ぼうくうごう)に避難すると、音と光と振動により空襲の疑似体験ができます。(疑似体験は平日は11回、土日祝日は9時20分から始まって20分ごとに16時まで体験できます。)
さらなる職員の配置を
職員は県から4名、指定管理者9名の体制です。
来館者は2024年4万5960名。今年は戦後80年ということもあり、昨年に比べ3割増。8月で言えば、昨年の1.5倍だそうです。
平和資料館はピースキャラバンという学校に出向いての出前授業も行っています。ただ、出前講座を行う職員は1人しかおらず、すべての要望には応えられていないとのこと。要望に応えられるよう出前授業を行える職員をさらに配置することが必要です。
また、資料館には図書コーナーがあるのですが、司書がおらず貸し出しや資料の相談等はできないとのこと。司書の配置も必要だと感じました。