被ばく71年に誓うー第31回埼玉県原爆死没者慰霊式

DSC_06227月31日、秋山文和県議はさいたま市内で開かれた第31回埼玉県原爆死没者慰霊式に出席しました。

いち昨年まで、別所沼公園の慰霊碑の前で行われていた式典ですが、被爆者の高齢化で昨年からここ、浦和コミュニティセンターで行い、また地域婦人会など5団体が実行委員会を開いて運営することになりましたと、田中煕巳ごあいさつされました。

埼玉県保健医療部長による死没者の名簿献呈や知事メッセージ代読、自民党・民進党・公明党衆参議員によるごあいさつと、超党派で式は進められていきます。

共産党からは、梅村早江子衆議院議員、秋山県議、さいたま市議など多数が参加しましたが、塩川鉄也衆議院議員が代表であいさつしました。主催者来賓の多くがオバマ大統領の広島訪問について触れましたが、塩川議員は、「核のない世界というなら、核兵器禁止条約の締結に踏み出すべきだ」と強く指摘しました。

その後慰霊碑への献花(上写真)、被爆者の体験のきき語り、広島・長崎市長・被団協のメッセージなど続き、「原爆許すまじ」の合唱で締めくくられました。

今年亡くなられた被爆者は16名。被爆者の、命がある限り、核兵器廃絶にむけて運動し続けるという決意に、今年もがんばろうと誓い合った式典でした。