「痴漢は犯罪」このメッセージを強く発信し、受験生が痴漢被害にあわないように

 1月13日前原かづえ県議と秋山もえ県議は田村智子、吉良よし子、山添拓参議院議員、東京都議、神奈川県議、千葉県議とともに「受験生をねらった痴漢の加害防止と被害救済の強化に関する申し入れ」を内閣府、警察庁、法務省、文科省、国交省に行いました。

国交省

女性専用車両は32の事業者、89路線で実施。車内に防犯カメラの設置。構内でのポスター掲示、構内放送、警察と協力しての巡回の強化を行っています

警察庁

啓発活動や駅構内での制服を着ての見せる警戒、私服での警戒を行っているほか、SNSでの発信も行っています。

文科省

共通テスト受験者に対し、通常、交通障害など本人の責任でない遅刻、欠席については会場に連絡すれば、後日受験が可能との周知を行っています。それに加えて痴漢にあったなど、本人の責任でな事件事故に巻き込まれた場合も同様の措置をとることにしており、今回は例示も出して、受験生に対し周知を行ったところです。

なお、私立学校、公立学校については試験の実施者が考えるものと考えています。

内閣府

年度内に痴漢撲滅パッケージ(仮称)を策定し、発表していく予定です。

回答を受けやり取りが行われました。

参加議員から

痴漢にあわれたくない方は女性専用車へというアナウンスが流れたことがある。そうでななくて、「痴漢は犯罪です」という加害者側へのメッセージを流してほしい。

「私立学校、公立学校の入試について痴漢などの事件に巻き込まれた場合の対応については試験実施者が判断すること」との話があったが、文科省からもっと強く働きかけてほしい。

痴漢をされる方に問題があると考える方もいます。そうではない。「犯罪なんだ」「絶対に許されないんだ」というメッセージを大臣から発してもらえればインパクトがあり、広がるのではないか。

など、意見や要望が出されました。