激しさを増す豪雨の時代に、さらなる治水対策をー寺尾調節池等を視察

ふじみ野市元福岡地域は2019年10月の台風19号により、床上浸水35件、床下浸水112件の浸水被害を受けました。この地域はあ2017年にも被害を受けています。

再びこうした被害を防ぐために更なる対策を考えるため、11月12日、前原かづえ県議、守屋裕子県議はふじみ野市の塚越洋一市議、足立志津子市議、伊藤初美市議、床井紀範市議とともに寺尾調節池を視察しました。

この地域の水害は新河岸川の水位の上昇を受け、川越江川の水門を閉めたことで、行き場を失った雨水が溢れたことによるものです。

党県議団はこの間、豪雨時の川越江川の新河岸川への排水量を増やすこと、寺尾調節池に川越江川の水を受け入れることを求めてきました。

県は川越江川からの新河岸川への受け入れについては「下流への影響が発生しないと判断できる範囲で」と言っていて、寺尾調節池への受け入れについては「原則認めないが、下流への影響が発生しないと判断した時点で暫定的な排水を認める」としています。

そうした中でふじみ野市は川越江川の調整池を整備するとしていますが、地元からは「それだけでは根本的な解決にはならない」との声が上がっています。

激しさを増す豪雨の時代。再び浸水被害にあわないよう、新河岸川にさらなる調節池が必要ではないか。今後も治水対策を求めていきます。