加治丘陵を考える会とともに阿須山中の森を歩く

この間、飯能市・入間市・青梅市にまたがる加治丘陵の阿須山中開発計画について繰り返しお知らせしてきました。

希少生物などが生息する山林にメガソーラーとサッカー場を建設するという計画については、以下参照

阿須山中の希少植物を守れ―過去の記事

党県議団は、加治丘陵を考える会の長谷川会長らのご案内で、阿須山中を調査しました。

このような斜面を頑張って登っていきます。

道端にはあちこち希少生物が見つかります。

北側斜面に盛り土し、切土し、ソーラーパネルを設置します。果たして、発電にそれほど効果があるのか

地すべりの危険性はないのか、サッカー場を調整池とする計画ですが、豪雨の際にこの調整池で水を止めることができるのか

契約期間が終了したとき、現状復帰が前提となっていますが、森を元の状態に戻すことができるのでしょうか?

市民の中にさまざまな疑問があります。

市民だけではなく、林地開発許可に伴う、森林審議会でもたくさんの懸念が表明され、異例の意見が付されたのは当然です。

 

 

森林審議会の答申にもとづき

県は、このような希少種野生生物の取り扱いについて地域の理解促進に努めるよう市に求めました。

これに対して飯能市は、植物希少種について

「移植時期、および立ち合い者等の詳細については埼玉県と協議して決定します。」と回答しています。

しかし、飯能市から県みどり自然課にはいまだ協議のための連絡はありません。

 

にもかかわらず、すでに工事着手は始まり、樹木が伐採されています。

加治丘陵を考える会のみなさんによれば、

この伐採現場にも希少な植物があったが、工事によって壊滅してしまったとのこと。