PCR検査の担当医療機関拡充を!-埼玉県保険医協会が県に要望

9月4日、埼玉県保険医協会は、埼玉県に対し要望書を提出し、その内容を党県議団に報告しました。

埼玉県保険医協会は、埼玉県内で開業する医師と歯科医師ら4200人の会員団体です。

埼玉県は、「準外来」という医療機関でのPCR検査を推進しようとしていますが、

コロナ感染への不安の中で、医療機関に十分に説明が行われていません。

同会は、「多くの医療機関が検査を担当できるような施策を推進することに本会も賛同いたしますとともに、可能な協力を惜しまない意向です」として

①県内すべての医療機関に対して「PCR等検査の委託契約」に関する周知を行い、契約を希望する医療機関に対しては遅滞なく対応すること②契約に関する説明会の実施

などを求めています。

同時に、感染拡大が懸念される当面においては、地域や時期を限定することなく、すべての医療機関に従事するスタッフ全員、すべての介護施設等のスタッフ全員と施設入所者全員を保険適用とすること。これらの対象者には定期的な検査実施を認めること。

など、検査対象の拡大も求めています。

要請文は以下の通り

新型コロナウイルス感染症にかかるPCR検査を担当医療機関の拡充と検査対象の拡大を求める要請について