埼玉県おもしろSPOT:怪談もあり、杉山城跡(嵐山町)

関越道嵐山小川ICからすぐ近く。ナビは嵐山町立玉の岡中学校に設定するといいかもしれません。

藤野嵐山町議の案内で、駐車場に到着。中学校の門の中に入っていくのでびっくりです。

そのまま、坂道をのぼり、小高い丘の上に城址があります。

<町のサイトより>

杉山城は典型的な中世山城で、地形を巧みに利用した縄張りは埼玉県でも屈指の名城と評価されています。その歴史についてはまだ明らかになっていないことが多いのですが、近年の発掘調査によれば、扇谷上杉氏と山内上杉氏による「長享の乱」(1487年〜1505年)のあと、山内上杉氏側によって築かれた城だと考えられています。その後、松山城と同時期に北条氏の属城となり、1590年(天正18年)の「小田原の役」で廃城になったと考えられます。城趾には曲輪および、それに付随する堀や土塁、虎口、土橋などが良好な状態で現存しています。

共産党町議である藤野さんの祖父が、城の地図を作製し、

県に届けたことから、県指定遺跡に指定されたのだとか。

その後、国指定遺跡に指定されました。

きれいに雑草が刈り込まれ、森の中の小道が確保されています。

中学生と保存会のボランティアの成果です。

土日には、テントで飲み物も販売されるそうです。

杉山城をささえていた井戸跡地

落城の際に、水の手を断つため石で埋められたそうですが、死体もたくさん押し込められたとか。

「この大石を動かすと血の雨がふる」

地元にはそう言い伝えられているそうです。