埼玉県来年度予算案発表/児童相談所新設も

埼玉県は12日、2021年度当初予算案を発表しました。一般会計は2兆1198億4300万円(前年度比8・1%増)、特別会計・企業会計を含めた予算全体は3兆5026億9833万9千円(同1・5%増)。

 

同予算案には▽新型コロナに関する医療提供体制の強化▽検査体制・軽症者などの療養体制の確保▽クラスター対策の推進▽介護施設等への支援▽飲食店などへの支援―など、多くの新型コロナ対策が盛り込まれています。

日本共産党県議団がくり返し求めていた特別支援学校1校、県立高校内分校3校の整備、特別支援学校1校の増築に加え、新たに狭山清陵・白岡・鳩ヶ谷各県立高校内分校の整備、川越・三郷両特別支援学校の増築も計上。▽県南西部地域への児童相談所(一時保護所併設)の新設準備▽保健師38人や児童相談所のケースワーカー43人、児童心理士14人など県職員119人の増員―も含まれています。

一方で▽埼玉高速鉄道線(地下鉄7号線)や都営地下鉄大江戸線(東京12号線)の延伸の調査検討費▽県立高校統廃合推進事業▽3カ所ある家畜保健衛生所の2カ所への統廃合事業―も計上しています。