利用者激増の埼玉県民活動センター、なぜ廃止?ー決算審査⑨

伊藤はつみ県議は、11月4日決算特別委員会で質問しました。

県民活動総合センターについて取り上げました。

利用人数について伊藤県議は「令和6年度までの5年間は利用者が増加の一途ですが、どのような努力があったのでしょうか?」県担当者は「未来大学などイベントや、講習会・資格試験、ロケなど撮影など利用があった。キャッシュレス決済なども努力した」など回答しました。

伊藤県議は「小中高等学校の利用などが多いようですが、どのような活動が行われているのでしょうか?」質問。担当者は伊奈学園の利用が多く、部活動や校外学習につかわれている」など答えました。

ホームレス女性を、なぜ女性支援センターで対応しないのか

伊藤はつみ県議はDV対策について

「DVの相談を受ける相談員の定員と実数は?正規職ですか?平均勤続年数は?」と質問

相談員は、定数11人で11人配置。すべてが会計年度任用職員です。そのため平均勤続年数は6年3か月あまりと短期です。党県議団は、正規職による相談員の身分保障を求めています。

伊藤県議は、困難な問題を抱える女性支援事業の実施について取り上げました。

令和6年度は、困難な問題を抱える女性への支援する法律が施行され、本県でもDVだけではなく全般にわたった施策展開がはじまりました。

私たちは県福祉事務所に対して独自に調査をおこないました。町村部に限定ですが、令和6年度9件あった居所のない女性、つまり女性のホームレスの方ですが、主な対応が無料低額宿泊所です。

伊藤県議は「なぜ、ホームレスの女性を女性支援センターで対応しなかったのかご説明ください。」と質問。また「困難を抱える女性の支援民間団体からはどのような要望がだされているのですか。支援団体が広がらない原因をご説明ください。」と聞きました。

県担当者は「(女性のホームレスの保護)このような例を承知していない。」と回答「今後は福祉事務所と連携をすすめていく」と回答しました。

また、女性団体は高齢化や資金不足をあげていると答えました。

川口50Mプール、国内大会使用は60日間だけ

伊藤県議は川口市に建設予定の埼玉県屋内50M水泳場について質問

「50Mプールは国際競技を行える仕様ですか。一般利用も通常は行える仕様なのでしょうか?また児童用プールなども併設されるのでしょうか?」

県担当者は「3つのプールすべて床が可動式で、一般利用できる。」「国際競技は実績が必要なので、現在は開催できない」と答えました。

また伊藤県議は「50Mプールは、国内競技大会年間何日程度の利用想定ですか?」県担当者は「60日程度」と回答しました。

もともと、安くて利用者の多い市営プールがあった場所です。一般の人が使いやすいプールを目指す必要があります。

伊藤はつみ県議は消費者被害対策もとりあげました。

「相談件数が令和6年度激増していますがなぜですか。」と質問

県「点検商法が増えている」

伊藤県議は「商品テスト実施件数の推移ですが、令和6年度たった5件とこんなに減っているのはなぜですか?」と質問

県は「苦情相談があった場合のみテストをするので、希望がなかった」と答えました。

詐欺などが激増する一方、商品の品質についての関心は薄れてきているのでしょうか。

伊藤県議は性犯罪被害者支援アイリスホットラインについて質問しました。

「推移をみますと、アイリスホットラインの相談件数はどんどん増えているようです。なぜでしょうか?」

県の担当者は「利便性の向上や広報など効果」など答えました。