公明党による発言通告修正要求に抗議(団長声明)

日本共産党埼玉県議団は26日、以下の抗議声明を発表しました。

    2017年6月26日

日本共産党埼玉県議会議員団  団長 柳下礼子

公明党による金子正江県議の発言通告修正要求に抗議する

6月26 日の埼玉県議会において、日本共産党の金子正江県議の一般質問開始直前に、公明党の石渡豊県議によって「金子県議の発言通告には不穏当な記載があり、修正を求める」として休憩動議が提出された。自公など多数により、動議は可決され、その後開かれた議会運営委員会の場で、公明党権守幸男委員は「『共謀罪法』という法律はない」「『共謀罪法』はまやかし・不穏当な呼称であり議事録に残すべきではない」として、「共謀罪法」の文言修正を求めた。日本共産党秋山委員は、「共謀罪」は新聞各紙、日弁連、知事の記者会見発言でも使用されており、「共謀罪法」は国民に広く浸透している文言だとして、修正を拒否した。

4日も前の22日に通告し、議長によって認められた通告文言を、発言直前に修正要求することは、議員の表現の自由に対する侵害であり、議会制民主主義を揺るがしかねない事態と考える。党県議団は、この点から公明党に強く抗議し、修正の撤回を求めるものである。

26日の県議会は、午後5時を過ぎ流会した。

以上