東部豪雨被害をくりかえさないために―草加市・松伏町などの議員が申し入れ

 

1月15日平野厚子草加市議と平野千穂町議が県に対して「2023年6月の水害に関する要望書」を提出しました。伊藤はつみ県議が同席しました。

https://www.jcp-saitama-pref.jp/topics-pref/4677

平野草加市議は、昨年の豪雨被害の際に、草加市内に下水があふれたことから、雨天時の汚水への侵入水対策を強く求めました。国土交通省と懇談した結果、県と関係市町が「雨天時侵入水対策計画」を策定することによって、国2分の1の補助が受けられると確認したとして、計画をつくり、中川水循環センターをはじめとした侵入水対策を図ってほしいと要望。

県下水道局下水道事業課副課長は、「国の補助を受けるには、まず市町が対策を講じきるという条件がある。改修のための事業費は将来的に負担金に跳ね返るので、市町とよく協議したい」と語りました。

平野草加市議は、「土地の高い市で汚水管に侵入した水が、土地の低い草加市や松伏町で吹きだすことになる。侵入水の状況をつかむため、県・市町それぞれの菅渠に計測器を設置してほしい」と要望しました。

平野松伏町議は「昨年の豪雨で、汚水の逆流で避難所のトイレも使えなくなってしまった。避難してきさきで高齢者がご苦労されていたのはつらい」と侵入水対策を求めました。

 

また、平野草加市議は、昨年の豪雨時に三郷排水機場が故障していたことから、改修を求めていました。

県道整備河川砂防課は、冷却装置の故障について、フィルターの洗浄・フェンス設置はすでに終了、オートストレーナー2機を今年度中に更新すると明らかにしました。