医療・福祉人材を輩出、埼玉県立大学を視察

11月15日金子正江県議は、越谷市にある公立大学法人埼玉県立大学を視察しました。藤間達之副局長が応対してくださいました。

県立大学は、平成11年開学、今年で20年目を迎えます。

保健医療福祉学部の一学部生で、看護・理学療法・作業療法・社会福祉子ども学科、健康開発学科などの学科がある、「高度なサービスに対応できる資質の高い人材の養成や、指導的役割が果たせる人材の確保を図る」「保健、医療、及び福祉に関する教育研究の中核となって地域社会に貢献する」大学です。このほかに保健医療福祉学研究科(大学院)があります。総現員は1770人です。医療系としては、大規模な大学に入るのだそうです。敷地面積は10万㎡、これだけの学生数ですが、余裕を感じます。

敷地内には、芝生や立木が美しく植え込まれ、建物はガラスばりを基調としており、ファッショナブルで明るい印象です。

 

 

 

 

 

 

教職職員は、教授52人 准教授80人 助教24人 助教1人 事務職員34人、そのほか非正規職員が30名ほどという体制です。

学生・大学院生の納付金額は、年額62万1千円です。入学金は、県外学生42万3千円で、県内学生は21万1500円です。医療系とはいえ、公立学校としてこの金額は考えさせられます。

 

公立大学法人として、はたしている公的役割は

①学費面では、経済事情や災害などの県独自の減免制度があります。

②地域貢献活動として、市町村の委託研究や審議会委員の派遣などの役割を果たしています。

党県議団としては、このような公的な役割を十分果たすためには直営であるべきだとして、公立大学法人移行の際の議決に反対しました。