イネカメムシ防除は成功か?ー決算審議③

10月27日伊藤はつみ県議は決算特別委員会審議に参加、質問をしました。

有機農法への関心高いー有機農法新規就農支援を

県内の新規就農者に有機農法の方が多いと思われます。以前、さいたま市の若い有機農家にお話しを聞いたところ、「私たちに新規参入できるのは有機しかない」と言われました。確かに有機農法は大型機械に頼らないので、先行投資が必要ないので、新規就農者には魅力だと思います。

伊藤はつみ県議は「新規就農者のうち有機農法の方は何人いるのか?」と質問

農林部は「調査していないが、相談では希望が多い、相応の人数がいる」など答えました。

伊藤県議は「この人たちは収量はほんとにわずかだと思いますが、やはり貴重な新規就農者だと考えます、新規就農の取り組みに有機農法をとりいれるなど、いかがでしょうか?」と質問

農林部は「趣味の範囲の人もいると推測するが、重要な担い手。指導や支援を行っていく」など答えました。

令和6年度の報告に「イネカメ」の一言もない

始めに伊藤県議は、行政報告書には「イネカメ」の文字は一言もないと指摘。

 

稲作農家にとって、恐ろしい害虫被害であり、取り組みを報告すべきです。

伊藤県議は「イネカメムシは、埼玉県のレッドデータにも掲載されている絶滅危惧種です。なぜ昨年あれほど発生したのか?試験研究機関では研究をしているのか?と質問。

農林部は、国、県で研究をしている。という答えでした。

また伊藤県議は「令和7年度はあまり被害がなかった、集団防除が成功したということでよいのでしょうか?」と質問

農林部は「11月に聞き取りをして、検証する」と答弁しました。

埼玉県内の森林、外国人の取得はゼロ

伊藤県議は「外国人が水源地帯を買いあさっている」などの風評に関連して、外国人の森林取得状況を質問。農林部は「森林の外国人取得はありません」との答えでした。