「全国狭山茶化計画 ふたたび」

小規模な狭山茶農家の支援強化へ

6月23日城下のり子県議は一般質問を行い、小規模狭山茶農家への支援強化を求めました。

城下県議は一昨年の6月議会の一般質問で、県茶業研究所の職員の方が新品種を開発し、全国を狭山茶化していこうと話していたことを紹介し、「全国狭山茶化計画」を大いに応援していこうと呼びかけました。

その際、県茶業研究所の職員増員を求めましたが、知事は「DXを推進する」と職員増員を拒否しました。

城下県議は「農林水産大臣賞を受賞した所沢の農家さんは、祝賀会のときに茶業研究所の職員の手厚い指導があったからこそと、とても感謝されていた。美味しいお茶の育成のためには、職員の現場に寄り添った生きた支援が必要」と、職員増員を求めました。しかし大野元裕知事は「茶業研究所のDXの推進により生み出された時間を、農家から要望される課題への研究に活用しています」とあくまでDX推進だと「増員」に言及しませんでした。

現在空前の抹茶ブームで価格があがっています。入間市では国の補助を使って製造機器を導入します。所沢市の茶農家は小規模で畑も分散しており、大規模農家を想定する国の補助制度が使いづらくなっています。城下県議は「抹茶製造機器の補助要件には10ヘクタール以上

という条件があり、団体を組まないと補助が使えない。茨城は5人以上集まれば可能としている」と同様の補助実施をもとめました。農林部長は「本県の作業者は、生産規模、栽培品種を有する製造機械など、経営のあり方は様々」「各茶業者のニーズをよく伺い、活用できるどんな支援があるのか、ご相談に応じいく」と答えました。

また城下県議は「抹茶製造機器は煎茶の製造機器とは別の機器で非常に高額だそう。小さな農家が単独で買えるものではない。煎茶の機器を使って抹茶を製造するという研究が三重県で始まっていると聞いている。埼玉県としても研究を」と求めました。これに対して農林部長は「作業者や技術者の意見を伺いながら、他県の取り組み状況なども踏まえ今後の対応を検討する」と答えました。

城下県議は「お茶農家の方は、この中東情勢の中でお茶のパッケージ、窒素、重油ガス、電気、機械メンテナンス、インク全てが値上がりしていると嘆いている。県として補助制度は、物価上昇に合わせて補助額の引き上げを行っていくべき」と求めました。これに対して農林部長は「補助額の上限や予算額の範囲であれば、事業費の増額を、補助額の増額に反映することができる」と応じました。