生協連と懇談ー住んで良かったと思える埼玉県をめざして

 12月21日、埼玉県生活協同組合連合会は日本共産党埼玉県議団と懇談しました。県議団からは柳下礼子県議、金子正江県議、前原かづえ県議、秋山文和県議が出席しました。

懇談ではまず、生協連の岩岡宏保会長理事が今年7月に埼玉県に対して行った要望事項の内、「消費者被害の防止」「生活困窮者支援」「地震・風水雪害の災害対策」の3点を説明しました。

とりわけ、格差・貧困が広がる中、子どもや貧困層への食料援助の取り組みが紹介され、食料備蓄や援助を求めている市民の情報を、各自治体とも共有する重要性が話されました。

さらに、生協連は「今、県別の平均寿命ランキングで埼玉県は男性は21位、女性は34位で必ずしも高くない。食料の安全性にも気を配りながら、健康づくりも推進していきたい」「コミュニティーが崩壊した地域でも、助け合え集える場所をつくることが大事、その場所づくりをしていきたい」と語りました。

柳下県議は「適度な運動や減塩などバランスのとれた食事が、健康維持の上でやはり大事。健康増進や貧困対策など、様々な人に手を差し伸べている、みなさんの素晴らしい運動が広がるように応援していきたい」と述べました。

これに対し大久保美紀常務理事は「これからも生協連として、埼玉県に住んで良かったと思えるように頑張っていきたい。そのために私たちの要望への財政的後押しを、重ねて県に求めていきたい」と応え、懇談を終えました。