「書類のなかの戦争」県立文書館企画展をみる

6月7日から9月7日埼玉県立文書館企画展として「書類のなかの戦争ー戦時下の埼玉に生きた人びと」が開催されています。8月、党県議団は、企画展を鑑賞しました。

文書館は昭和44年の開設以来、行政文書や古文書をあつめ、保管し、公開してきました。その中の昭和12年の日中戦争開始から20年の太平洋戦争終結までの文書の一部を展示しています。

まじめな文書公開とともに、若い担当学芸員さんが熱心に準備をしていた中異動となり、着任した学芸員さんが戸惑いながら準備を行ったという、人間味のある言葉もありました。文書館のみなさま、このような意義のある企画ありがとうございました。

冒頭の「県民に告ぐ」という文書は昭和16年12月8日の太平洋戦争開戦の際の県が発出した文書です。

「暴虐米英」や「国防の備えは完璧であります」「英米の産業を(略)蹂躙するは我らの責務であります」など戦後の私たちには考えさせられる文言が散見されます。

展示では、個人も行政も金をはじめ鉱物を供出(寄附)したこと、兵士の出征によって家族が生活困窮せざるを得なかった状況(援護事業がおこなわれたようですが)、貯蓄が奨励されたこと(戦後のハイパーインフレで価値が激減)、熊谷空襲の酷さなど、現存する文書で読み取ることができました。

党県議団みんな「戦争はくりかえしたくない」との思いを改めてつよくしました。