災害問題で県と交渉ー生活再建が成り立たない市民に早急に支援を

11月6日、副知事への要請後、県の担当部局への要請・懇談を県庁内で行いました。

深刻な被害の実態を説明

冒頭、村岡県議は「今回の台風で困難な生活を余儀なくされている方が大勢いる。今日は国会にも要請に行ってきた、県としても手厚い支援を検討してもらいたい」と述べました。続いて各市議が被害の実態を訴え、「川越市では床上浸水したお宅では畳の張替え等に多額の費用がかかる、さらに避難所に避難していなくても親戚の家に身を寄せざるを得ない方がたくさんいる。避難者として支援して欲しい。」と要望しました。県は「被害の実態調査を行い対応していく」と述べました。

新河岸川治水に抜本的対策を

 次に新河岸川に対する雨水幹線砂川掘の流量を拡大するための水門の拡張改修、調節池の増設など市街地への雨水流入抑制を強めて欲しいと対策を求めました。これに対して県は「雨水対策はこれからも行っていくが、新河岸川に直角に合流する砂川堀の水量が増えたらかえって新河岸川の流れを阻害してしまう恐れがある」と返答。

 村岡県議が「それならば河川の専門家と協議して早急に水門改修計画を練って欲しい。」と重ねて要求するやりとりもありました

 小鹿野町での民有地の土砂崩れ被害については周辺民家の被害状況の把握と再発防止を求めました。さらに「県から認可後に事業者は民有地に大量の土砂堆積を行った。認可をした県も一定の責任をもって被害者に対して誠実な対応をするように指導して欲しい」として県に求めました。