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県政トピックス

おおぞら特別支援学校を訪問
生徒さんは11月の文化祭に向けて、作品づくり。写真は手漉き紙の便せんです。
生徒さんは11月の文化祭に向けて、作品づくり。写真は手漉き紙の便せんです。
9月8日柳下県議と奥田県議は、所沢市内のおおぞら特別支援学校を訪問しました。

ここは、県立所沢東高校の跡地に、平成22年開校しました。近くの所沢特別支援学校が過密であったため、保護者や教員組合、そして党県議団、多くの皆様の長い働きかけの中で実現した学校です。
特に、和光市の肢体不自由児の特別支援学校が、所沢から通うのが大変困難であったため、保護者から「肢体不自由の特支を併設してほしい」という強い運動があり、柳下県議とともに実現をしました。


はじめに松本恭介校長先生から、児童138人で始まった同校が、新設後5年で早くも300人を超えて、大変ご苦労をしている点についてお話しいただきました。
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特に、バス10台の置き場所が狭く肢体不自由児と知的障害児を一回ではのせられないこと。雨ざらしの部分があること。1ルートで1時間半も係るルートもあることなど、深刻です。
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また、給食室も手狭で、調理機器がおけないことから、来年330人になると限界だとのこと。職員室も大変広い部屋に、所狭しと机が置かれ、職員会議はマイクを使用するのだそうです。
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当初5階建ての3階までしか使用する予定がなかったのですが、あっというまに4階5階が埋まってしまいました。4回以上は、もともとの高等学校の教室そのままなので、特別支援学校の教室としては広くて、2つのクラスが間をロッカーで仕切って使っています。災害時など危機管理上も大変不安だということです。
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なんとか併設した肢体不自由児の部では、看護教員が配置され、医療的ケアを行なっていました。毛呂の光の家療育センターで働いていたこともある看護師さんが、教員として配属され、医療ケアの他、教員への研修も行なっていて、心強いです。
生徒さんが文化祭に向けて織っている布
生徒さんが文化祭に向けて織っている布










早くも過密に悩む先生方の一方で、児童・生徒さんたちは明るく、元気で、きちんと挨拶してくれました。すばらしい視察でした。ありがとうございます。









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