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女性たちが教育行政の中立公正の堅持を求める要望提出
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5月23日、新日本婦人の会埼玉県本部のみなさんが「首長の教育への政治介入を強化する教育委員会制度の改革に際し、教育行政の中立公正の堅持を求める要望書」を埼玉県教育委員会に提出し懇談しました。
県議団の柳下礼子団長、村岡正嗣・奥田智子両県議が同席しました。






教育の政治的な中立を守って
新井県教育総務部長に
「@教育の政治的な中立を守って下さい。
A30人学級やエアコン設置など教育環境の整備を進めて下さい」
という要望書を手渡し、各地の女性たちが発言しました。

「全国学力テストの学校別成績公表で、あの地域は勉強ができる、この地域はできないとされるのは心配。競争を激化させないでほしい。首長の圧力を強めることは、こういう方向を進めてしまう」
「私たちは自分の意見をどうどうと言える子になりなさいという教育を受けてきた。それなのに先生たちは、管理職の顔色をみて自由にものを言うことができない。自由にものが言えない雰囲気の中、戦前は戦争に突き進んでいった。
子どもの気持ちをいっしょ一緒に考える教育のためにも、政治的中立がとても大切」
「教科書は子どもの実態を知っている先生たちが決めるもので、上から押しつけては困る。子どもたちの学ぶ環境整備を急いでやってほしい」

なにより,子どもの成長が第1
新井教育総務部長は
「要望書はいただきました。なにより子どもの成長が第1だと考えています。」
「エアコン設置などは、市町村が主体的に決められるよう、国に対して補助増額の要望をしていく」と語りました。

教育の基本は日本国憲法
柳下礼子団長は
「教育の基本は日本国憲法です。
今回の教育委員会制度の改悪で首長の介入が進めば、埼玉県議会のような議会の側の政治的介入もさらに酷くなります。教育環境整備を行政がきちんとやっていくことが必要です。」と激励しました。

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