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原発事故・放射能問題を考える公開研修会が開催される
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原発事故・放射能問題を考える研修会に110人あまりが参加
放射能防護学の第1人者、野口邦和先生を迎えて


8月22日、県議団主催の放射能問題を考える公開研修会が、さいたま市浦和区の埼玉教育会館で開かれ、110人あまりが出席し、放射線についての科学的な知識を学びました。





講師の日大歯学部専任講師の野口邦和氏は、放射性物質の性格を科学的に説明し、そこから行政の施策や誤った民間知識の批判を行いました。

肉牛の全頭検査は必要ない

野口氏は牛肉の放射線量測定について、全頭検査をするという福島県の手法にたいし、すでに放射性物質がほとんど空気中や水分中から検出されなくなっている現状では、放射能の摂取経路はえさしかあり得ないとして、全頭検査ではなく同じえさを食べている牛の抽出で十分であり、生きたままできる尿検査が有効であると、提言していると語りました。

高濃度汚染地域も5,6年で放射線量は半減する。

また、高濃度の放射能に汚染された地域では「セシウムの半減する30年間は住めない」という声が出ているがこれは間違いであると発言。ヨウ素の半減期は8日で放射線量は早期にほとんどなくなる。セシウムにも半減期2年のセシウム134と、半減期30年以上のセシウム137があるが、福島第1原発から発生したセシウムの空間放射線量はセシウム134のものが8割だった。従って、3年後には放射線量は半減し、10年後には約2割まで下がると説明し、問題はこの5,6年間の被曝量をどう減らすかだと語りました。

地表5センチの土の除去で大丈夫
その上で、外部被爆を減らす手法として、土の除去の提言を被災地で行っていると語りました。セシウムは土壌への吸着力が強いため、地面に埋めても地下にしみこんでいかないと説明。二本松市などの学校は、地表から5センチの土を除去して学校の敷地内の地下に埋め、放射線量が下がっており、多くの学校で同じ手法が使われるようになったそうです。
また、氏は放射線は草などに吸着する場合が多いので、雑草や芝生の除去、雨樋にたまった葉の掃除で外部被爆を相当防げると語りました。

公演後、会場からは多数の質問が寄せられました。


学校給食は大丈夫か・・・保護者の不安の声が

学校給食に対する保護者の不安にどう答えるかという質問には、きちんと食品の放射線量の監視を行うと同時に、調理の際よく洗う、煮るなどの工夫で相当内部被爆は防げると指摘した上で、大切なことは保護者と給食の関係者がよく話し合って納得の得られるやり方を選択することだと答えました。
日光への修学旅行に行くべきかどうかも、2,3日の旅行でどうかという放射線量ではないと指摘しつつ、肝心なのは保護者と学校が話しあい納得のいく結論を出すことだと答えました。




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(野口先生の資料)

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