大野知事の国葬出席、半旗掲揚について

9月27日に、岸田首相は過半数を超える国民世論に背を向け安倍晋三元首相の国葬を強行しました。柳下礼子団長は以下の談話を公表しました。

大野元裕知事は、国葬に当たり半旗を掲げ、公務として出席をされました。国葬は憲法第14条19条違反であり、遺憾だと考えます。

知事は、中曽根元首相の例に倣ったと理由を説明されていますが、中曽根氏の葬儀は国葬ではありません。知事は、国民の意見が二分されていることを認識し、国に対し丁寧な説明を求めていましたが、9月8日に行われた国会閉会中審査は、わずか1時間半に過ぎず、到底国民の納得をえられるものではありませんでした。知事に対して国葬欠席を求め、半旗の掲揚などをやめるよう求める意見も多数届いたことと思います。県民世論が大きく割れた状態で県が国葬を認めたことは、県民に分断をもたらすことにもつながりかねません。

知事は、県民に対して出席や半旗掲揚の理由を示すべきです。また警備費用など埼玉県民が負担した費用について説明すべきです。