県立小児の長時間の駐車待ちを解消せよ 予特・病院局(金子県議)

3月15日の予算特別委員会の病院局審査で金子県議は長時間の駐車場入庫にういて早期解消を求めました。

新小児センター 駐車場入庫待ちに1時間 

さいたま市岩槻区からさいたま新都心に移転した県立小児医療センターが1月5日から外来診療を開始しましたが、患者家族からは機械式駐車場における長時間の入庫待ちを早期に解消してほしいとの声が寄せられています。

16日の病院局審査で、金子県議は、県議団による実地調査にもとづき、ピーク時の午前10時ころには30台近くが車列をつくり、1時間近くの待ち時間になっている現状を告発。長時間の入庫待ちは命にかかわる重大な問題だと強調し、一刻も早く解消すべき問題として認識があるのかと質しました。県は「早急に改善すべきものと考えるが、いつまでという目途は答えられない」と答えました。

金子県議は、「そのような悠長な話ではすまされない」と県の姿勢を批判。胃ろうや痰の吸引のかかせない重症児を育てる保護者の切実な訴えを紹介し、早急に有料駐車場と契約して無料券を提供するよう提案しました。県は「一つの方法だと思うが、とりあえずスムーズな入庫に全力をつくしたい」と述べました。

「みんなで病院を育てる会」が結成される

最後に、金子県議は新病院の運営にあたっては、なによりも当事者の意見に基づき対応すべきと強調し、病院と患者家族らの意見交換の場の設置を求めました。

県は「その通り」と答え、みんなで病院を育てる会を立ち上げ、3月19日に第1回目の会合を行うことを明らかにしました。